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ウルグベク・メドレセ(1420年)の中庭 この広場で一番古いメドレセの中庭。イスラームの建築では中庭はとても重要です。そこは外の厳しい環境から守られた楽園なのです。 |
シェルドル・メドレセ(1636年) これはティムール朝ではなくブハラ・ハーン国時代の建築になるのかな。不思議な人の顔を背にしたライオン(?)の姿が有名な建築。しかし、実は見どころはそれだけでなく2つのドームなども美しい造形で、なかなか侮れないものがあります。 |
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ティラカリ・メドレセ(1660年) ここはメドレセと呼ばれていますが、モスクとして使われていました。これはミフラーブ(マッカの方向を示す窪み)の部分です。 |
ティラカリ・メドレセ ティラカリとは「金箔された」という意味らしいですが、このモスクの天井はその最大の見どころと言えそうです。このドームに見える天井は平面です。言われない限り気付かないくらい精巧に描かれています。写真だけでなく現場にいてもそうでした。シェルドル・メドレセと言い、ここと言いブハラ・ハーン国の建築には遊び心が感じられますね。 |
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レギスタン広場、セピアバージョン こうすると100年前の画像に見えるかな?(^^) |
サマルカンドにて シャブ・バザール近くにあった車両通行止のため(?)の柱。ちなみに奥に見えるのはハズラティ・ヒズル・モスク。夕方、日の沈む頃このモスクから見るサマルカンドの街並みはとても美しいです。 |
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グリ・アミール廟(1404年) ティムールが葬られている廟の全景。でかすぎてなかなか写真に収まりません。 |
グリ・アミール廟 ドームのアップ。なぜこんなのを撮ったのかというと、「実物を見るとこんな迫力!」っていうのを撮りたかったから。ということで大きなサイズでお楽しみください。(^^) |
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グリ・アミール廟 内部からドームを見上げる。ここは内装の美しさにまず驚かされました!(たぶん、これは近年修復されたものでしょう。)なお、ドームが二重になっているのは明らかですが、ロシアにあったものとの大きな違いはドームの乗せ方にあります。(説明は敢えて省略しますが、ロシアのドームはペンデンティブだが、ウズベキスタンのドームはスクィンチが基本になっているのです。) |
グリ・アミール廟 イスラーム建築に特徴的な装飾であるムカルナス(スタラクタイトとか鍾乳石飾りとも言われる、うねうねした立体的な装飾のこと。)もとても美しい。 |
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ビビハニム・モスク(1404年) 今回の旅では幾つかの場所でシルエットにこだわって撮影してみました。 |
シャーヒズィンダ廟群 主に14〜15世紀にティムールの親族や部下の墓が集中的に建てられたところ。(それよりも古い墓もあります。)イスラーム建築に興味があるなら見どころ満載なところです。建築には興味がなくても「今、自分は古い遺跡にいるんだ」という実感を味わえるところかも。 |
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シャーヒズィンダ廟群 青いタイルがはがれていたり、装飾が壊れていたりしますが、逆に普段は見れない構造が見えたりして面白いところです。 |
シャーヒズィンダ廟群 現在、発掘や修復が進められているようです。個人的には観光のための修復はしないで欲しいな、と。加藤九祚先生(現在、ウズベキスタンに住んで仏教の遺跡を発掘している日本人の考古学者)がやっているような発掘なら良いと思いますが…。下手に手を加えると、元々どうだったのかがわからなくなってしまいそうで嫌です。 |
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シャーヒズィンダ廟群 修復作業をしているところ。煉瓦の受け渡し方に注目!まるで「お手玉」を見ているように軽快に投げ渡してました。 |
B&B Timur the Great サマルカンドで泊まった宿の中庭。ここが今回の旅で泊まった宿の中で一番お気に入りです。 |
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B&B Timur the Great いつも朝食を食べたりしていた席。食事もおいしかったです。前にも書きましたがやっぱりここでも中庭は楽園ですね。 |
B&B Timur the Great おじさんとおばさん。2人ともとても親切で感じの良い方でした。他に子供が3人いるそうです。12歳と13歳の男の子(長男は私が行ったときにはスペインに旅行中(!)とのことで不在でした)と11ヶ月の女の子なんだとか。12歳の男の子は英語が結構話せます。少なくとも私よりはずっとうまく…。
ちなみに、宿のおじさんのおかげでブハラまで――300kmくらい離れている――タクシー(乗合の白タク)で7,000スム(7ドル弱)で行けました!(日本じゃタクシーなら小樽駅から4km離れた自宅までも行けませんな(爆)。1000〜1300円くらいなんで。)この手段はブハラに行く人にはみんなに勧めているみたいです。 |