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ウズベキスタンとロシアへの旅(2004年9月)――ウズベキスタン編その3
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ブハラ(Bukhara)
ブハラの子供達
ブハラの子供達と
ウズベキスタンを旅行中はいつもこんな感じで子供達と戯れていました。ウズベキスタンは大人も子供もみんなとても陽気でめちゃくちゃ楽しいです。(恐らくこれはイスラームが影響力を持っているほとんどの地域に共通だと思っています。私はまだそれほど多くの場所に行ったわけではないですが、このことについてはいろいろな人からの情報から判断する限り、ほぼ間違いないと思っています。)子供達と戯れているとき以外は、メドレセなどで建築をじっくり見ながら土産物を物色しつつ値段交渉に励んでおりました。
ブハラ旧市街(アルク城より) チャル・ミナル
ブハラ旧市街
 ブハラ・ハーンの居城だったアルク城から見た旧市街の様子。一面がレンガの灰色でカラーン・ミナレットと3つの青いドームが街並みにアクセントを与えています。
チャル・ミナル(1807年)
 チャル・ミナルとは「4本のミナレット」という意味です。そのまんまですね。『歩き方』によると昔の写真ではてっぺんにコウノトリの巣があったそうですが、この写真でも塔の頂上にいる白いのは鳥です。やっぱコウノトリでしょうか?ちなみに、青いドームの下の装飾がそれぞれ違う点にも注目です。
カラーン・ミナレット カラーン・ミナレット
カラーン・ミナレット(1127年)
 シルエット・バージョン。ミナレットは「光塔」と訳されることがありますが、この写真ではそれにも「かけて」みました。
カラーン・ミナレット
 カラーンとはタジク語で「大きい」の意味なので、これは「大きいミナレット」です。高さ46m。表面は煉瓦の積み方を使い分けて装飾されています。
ミル・アラブ・メドレセ ロバ?
ミル・アラブ・メドレセ(1536年)
 対称に配置された青いドームが印象的な建物。ブハラの建築にしては青いタイルが多く使われているのはティムール朝(1369-1508)建築の影響でしょう。正面のイーワーンでは3つのアーチの組合せが整然として安定した秩序を感じさせます。
ロバ?
 この動物は何でしょう?ロバですか?鞍みたいなのがつけられていたので「乗りてぇ〜」って感じでした。
アブドゥール・アジズ・ハーン・メドレセ アブドゥール・アジズ・ハーン・メドレセ
アブドゥール・アジズ・ハーン・メドレセ(1657年建設開始)
 『旅行人ノート』によるとアストラハン朝時代に建設が開始されたが政変のため建設が中断されたとのこと。タイルの装飾に赤が使われているのが大きな特徴です。個人的にはブハラの建築で一番気に入ったところです。ウズベキスタンの建築にしては珍しくムカルナスによる装飾が豊富で、中庭にイーワーンが4つ(2対)あり、モスクも夏用と冬用があるなど、かなり力が入っているという印象です。ちなみに、夏のモスクのミフラーブ(マッカの方向を示す窪み)には「ある」秘密が隠されています。それを写真ではお見せできないのが残念です。
アブドゥール・アジズ・ハーン・メドレセ
 正面入口のイーワーンを飾るムカルナス。ウズベキスタンで見た中では一番洗練されていると感じました。17世紀前半頃にイラン・中央アジア型のイスラーム建築は一つの頂点に達したと思われますが、これもそうしたものの一つではないかと勝手に思っています。(ちなみに、19世紀頃以後の作品は「古典的CLASSIC」なものの「リバイバル」あるいは「ルネサンス」と考えて良いと思います。ブハラではチャル・ミナルやスィトライ・マヒ・ホサ宮殿。私は今回行かなかったですが、実はヒヴァにある建築も大半は新しいものです。)
 気に入っているので、ついつい蘊蓄を述べたくなるのですが、とにかく洗練されたムカルナスの美しさは多くの人に知ってもらいたいな、と思います。
アブドゥール・アジズ・ハーン・メドレセのおじさん アブドゥール・アジズ・ハーン・メドレセのおじさん
アブドゥール・アジズ・ハーン・メドレセ
 このおじさん、すごいです。めちゃくちゃいい音出してます!「ただの客引き」とか「大道芸人」の演奏とは全然違います。その道を極めてるって感じでした。演奏している時に本当に楽しみながら弾いるのが伝わってきて感動しました。
アブドゥール・アジズ・ハーン・メドレセ
 このおじさん、いろんな楽器を自分で作って売っています。ウズベキスタンではけっこう有力というか有名な人らしくて、日本にも何度かコンサートをしに来たことがあるそうです。おじさんが演奏しているCDも売っていました。
アブドゥール・アジズ・ハーン・メドレセ ロシア人@アフロカツラ
アブドゥール・アジズ・ハーン・メドレセ
 冬のモスクの壁から天井への移行部。アーチの組合せ(アーチ・ネット)とムカルナスの併用から生まれる複雑な曲面が美しい。
ロシア人@アフロカツラ
タキ タキ
タキ・ザルガラン
 タキとは交差点に設けられた丸屋根付きの商店街のことです。ここは宝石商市場でした。
タキ・ザルガラン
 シルエット・バージョン。左の方にカラーン・ミナレットも入れてあるのがちょっとしたポイントかな。
イスマイール・サマニ廟 イスマイール・サマニ廟
イスマイール・サマニ廟(914〜943年)
 現存する中では中央アジアで最古、世界でも屈指の古さを誇るイスラーム建築。四角い部屋の四方にアーチを開口させ、その上にドームを戴いています。この形はゾロアスター教のチャハール・ターク(排火神殿)を写し取ったものだそうです。
イスマイール・サマニ廟
 日干し煉瓦の積み方で様々な壁の模様を作っているのがわかります。上に沢山ある小さなアーチの柱が一本一本「ねじれ方」が違います。細かいですね〜。
イスマイール・サマニ廟 イスマイール・サマニ廟
イスマイール・サマニ廟
 角のアーチの掛け方が珍しいと思います。ちなみに、平面図は上に行くにしたがって四角形→八角形→十六角形→円という風に滑らかになっています。
イスマイール・サマニ廟
 上の写真とセットにしてみました。
イスマイール・サマニ廟
イスマイール・サマニ廟
 これも上の写真とセットにしてみました。外壁と内側の壁でデザインが違います。本当に芸が細かいですね。(このことは、それ以前から煉瓦によるデザインが発達してきたことを示唆していると思います。)
イスマイール・サマニ廟
イスマイール・サマニ廟
チャルバクルのモスク クジャク in チャルバクル
チャルバクルのモスク
 チャルバクルとはブハラから西に約7km離れたところにある墓地です。初代カリフであるアブー・バクルと、その3人の兄弟の墓があります。アーチを巧みに組み合わせた意匠が見事です。
クジャク in チャルバクル
 野クジャクなのか飼われているのかはわかりませんが、クジャクがいました。テクテクと庭園を歩いていました。これは墓地を区切る壁の上に登っているところ。
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿 スィトライ・マヒ・ホサ宮殿
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿(1911年完成)
 ブハラの郊外にあるブハラ・ハーンの夏の宮殿。ハート型のようなアーチの窓がかわいらしい。
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿
 涼しげな青が印象的です。真ん中にハーンが座る椅子があります。
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿 スィトライ・マヒ・ホサ宮殿
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿
 上のハート型窓がある部屋の中はこんなでした。中と外でかなりデザインやイメージが違いますね。イスラーム的ないしイラン・中央アジア的なデザインと西洋風のデザインが混在している感じです。
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿
 ハーレムだった建物は博物館になっています。工芸品などが展示されています。これは暖炉の一部なんじゃないかと思っていますが、実際に何なのかはわかりません…。
カラーン・ミナレットより カラーン・ミナレットから見たミル・アラブ・メドレセ
カラーン・モスクとブハラの夕焼け
 ブハラを発つ前、夕陽が沈む頃を見計らってカラーン・ミナレットに登ってきました。ここにたどり着くまで、いろいろハプニングもありましたが最高の時間帯に行けたんじゃないかと思います。
カラーン・ミナレットから見たミル・アラブ・メドレセ
 同じくカラーン・ミナレットからの写真。なんか、メドレセがおもちゃの模型に見えるのは私だけですか?



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